救難艦サルボア、横浜ND寄港


12月18日正午過ぎ、横浜ノースドックAバ−スに接岸する救難艦サルボア(2020.12.18 読者 撮影)


16日午後から横須賀港外錨地に停泊していたサルボア(右)。左の大型艦は貨物弾薬補給艦チャールズ・ドゥルー(2020.12.18 頼 撮影)

米海軍の救難艦サルボア(T-ARS 52)が、12月18日昼過ぎに横浜ノースドックに接岸した。
サルボアは11月24日にグアムを出て12月16日に横須賀港外錨地に到着、2日後の18日に錨地を離れて横浜に向かった。

横須賀港外錨地で2日間、何もしないでじっとしていた理由はわからないが、グアムから日本に入国する際に、艦内で2週間、コロナの隔離期間を過ごした、ということかもしれない。

米海軍の救難艦は、サルベージと曳航を主な任務としている船だ。太平洋艦隊と大西洋艦隊にそれぞれ2隻配置されている。サルボアとセーフガード(T-ARS 50)が太平洋艦隊配備だ。

サルボアは2015年5月24日に、大型揚陸艇ポート・ハドソン(LCU 2035)を曳航してノースドックまで連れてきて、その後10日間横須賀に滞在している。

翌2016年12月には、サルボアは名護市の東海岸浅瀬に墜落した海兵隊オスプレイの遺留品を、同海域で捜索していた。

今回のサルボアの寄港が曳航任務のためか、サルベージ任務のためかは、不明だ。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


5年半前に、LCUを横浜NDまで曳航した後横須賀基地に10日間滞在していたサルボア(2015.5.31 頼 撮影)


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